私とNintendo Switchのこれまでの関係。


Nintendo Switch2がついに届いた。

せっかくなので、これまでの私とNintendo Switchとの関係について振り返ってみたいと思う。

初めてSwitchを手にしたのは、2022年6月頃のこと。

きっかけは、2021年3月に発売された『モンスターハンターライズ』のアップデートが職場でちょっとした話題になったことだった。

モンハンといえば、小中学生の頃、PSPで全身全霊をかけて遊んでいた記憶がある。

あの頃の懐かしい気持ちが蘇り、「またやってみたい」と思った。

ちょうど実家に、妹が使わなくなったSwitch Liteがあったので、それを借りてプレイを始めた。

当時24歳だった私は、約8年ぶりにモンハンをプレイ。

操作やアクションは大きく進化していて、職場の仲間と一緒に遊ぶのも楽しかった。

けれど、100時間ほど遊んだ頃、ふと気づいた。

あの頃のように、心から夢中になれていない自分がいる。

8年の間に、自分の心も体も変わっていた。

子どもだった頃の熱量と、今の自分の間には明らかなギャップがあった。

それは少し切なかったけれど、「これが大人になるってことか」とも思った。

その後、モンハンに飽きてしまい、次に手を出したのが『スプラトゥーン3』だった。

これが、ドハマりしてしまった。

休日には1日15時間もプレイすることがあるほど。

人生でこれほど何かに熱中したことがなかった私は、自分でも驚いた。

思い返せば、当時はストレスが多かった。

職場の人間関係、異動、それに伴う引っ越しや、彼女との関係。

日々の出来事が重なり、気づかぬうちにストレスが溜まっていたのだと思う。

そんな中で、ゲームは最高の逃げ場だった。

問題を一時的にでも忘れられる、そんな時間が心地よかった。

仕事から帰れば、まずはSwitchの電源を入れる。

そんな生活が1年ほど続いた。

気づけば、シャープマーカーネオという武器を相棒に、1000時間以上もプレイしていた。

そして今回、待望のSwitch2を購入。

ワクワクしながら『スプラトゥーン3』を起動したのだが、うまく操作できなかった。

新しい本体は、一回り以上大きく、手に馴染まず、思うようにプレイできない。

その違和感から挫折してしまい、せっかく買ったのに、あまり触らなくなってしまった。

今までゲームに費やしていた時間が空白になり、代わりに、内省する時間が増えた。

そして私は今、こうして文章を書いている。

最近は、彼女が家に来た時に、一緒にマリオカートをするくらい。

Switchとの付き合い方も、少しずつ変わってきた。

けれど、きっとまたいつか、心が沈む日が来た時には、そばにいてくれる気がする。

ありがとう、Switchくん。

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